
自宅でできる!プロの掃除・片付けワザ・8
自宅でできるプロの掃除・片付けワザは、家事代行サービス「カジタク」スタッフ・山口奈穂子さんが掃除・片付けのコツを紹介する連載企画。今回のテーマは「モノを捨てられない人の心理」。手放せない人の考え方の特徴と対策方法を山口さんに聞きました!
モノを捨てたいのに捨てられない人へ
ものを捨てられないことが原因で、片付け作業が止まってしまっていませんか。 「ゴミとして捨てるのが苦手だわ」「売るとか寄付するとか、いろいろな方法があるのもわかっているけど、気持ちがついていかないのよね」という方もいらっしゃるかもしれません。 私自身も、まだ使えるものをゴミとして捨てるのが大の苦手です。でも、スッキリした家に暮らしたい、という願望も捨てられませんでした。きっと、みなさんもそうですよね。 今回は、不用なのに捨てられなくて困っている方へ、自分の内面と向き合ってみるという方法をご紹介することで、エールを送りたいと思います。
モノを取り込み「捨てる(手放す)」のは自然なこと
広辞苑によると、「捨てる」の意味は「不用のものとして物を手元から離す」ことです。ですから、必ずしもゴミ回収に出すことだけが捨てるという意味ではありません。「捨てる」は「手放す」と言い換えることもできますね。 ■なぜ捨てる(手放す)必要があるのか 捨てるという言葉は若干厳しいイメージがあるので、ここからは「手放す」という言葉に切り替えますね。私たちがモノを手放すことは、ある意味、自然の摂理なのです。 人は「入れる(食べる)」と「出す(排泄する)」を繰り返しながら生きています。1日のうち、食べるのは3回程度ですが、トイレに行って出すのはもっと回数が多いですよね。「出す」ことは健康のために、なくてはならない営みなのです。 同様に、家の中も「入れる(買うなど)」と「出す(手放す)」のバランスが非常に大事です。モノを取り込むばかりではなく、それ以上に家の外に出すことを意識しないと、余分なものが溜まり、家の中が淀(よど)んでいきます。 体の場合は自動的に「出す」仕組みがありますが、家の場合はそうはいきません。意識して強制的に不用なモノを「出す」必要があります。もし出さずにいると、最終的に家はゴミ屋敷の状態になってしまいます。 入れるだけ入れて、出さないでいるのは不自然な状態です。体も家も入れ過ぎないことと、積極的に出すことの繰り返しで、健全さや美しさが維持できるのです。
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