全国高校総体フェンシング競技のプログラムやポスターに使われる予定だった絵を描いた浦上美咲さんと作品=大分市の情報科学高
大分市で今夏に開催予定だった全国高校総体(インターハイ)のフェンシング競技。新型コロナウイルスの影響で中止となったが、ポスターなどに使う絵は情報科学高美術部の浦上美咲さん(2年)の作品に決まっていた。県高体連は「記念にしてほしい」とポスターに仕立てて同校に贈呈し、フェンシング部が新入部員の勧誘に活用することになった。
県高体連は昨年、大会プログラムの表紙やポスターを飾る図案を県内の高校生から募集した。浦上さんは紙粘土で選手の模型を作り、さまざまな角度から見て立体感と迫力が出るよう工夫。背景は自由自在に動く剣さばきをイメージした。作品は「躍動感があり、競技のイメージが伝わる」と採用され、プログラム1700部、ポスター200枚を飾るはずだったが先月26日にインターハイの中止が決まった。
浦上さんは「中止と聞いた時は残念だったが、動きのある絵を描く貴重な勉強になった」と前向きに捉える。県高体連で大会準備を担当していた漆間雄昌教諭は「せっかくの力作。何とか形にしたかった」とポスターを手作りして同校に寄贈。フェンシング部が新入部員勧誘のポスターに使うことを決めた。
同部は今春の全国高校選抜大会の出場権を得ていたが中止となり、集大成になるはずだった地元開催のインターハイもなくなった。二宮裕基主将(3年)は「悔しい思いは後輩に託すしかない。同じ学校の仲間が描いた絵を見て集まる新入部員に、自分たちの分まで頑張ってほしい」と願う。
プログラムやポスターにならず、全国からの参加者に見てもらうことはかなわなかった。それでも浦上さんは「描いていて、フェンシングは格好良いスポーツだと気付いた。選手たちに負けないよう、自分ももっと絵が上手になりたい」とはにかんだ。
※この記事は、5月17日 大分合同新聞 19ページに掲載されています。
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May 17, 2020 at 08:08AM
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幻の総体フェンシングポスター 情報科学高が部員勧誘に活用へ - 大分合同新聞
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