
東北の自治体が外国人向けコロナ情報「やさしい日本語」で発信

東北の自治体などが外国人の住民向けに「やさしい日本語」で新型コロナウイルスの情報発信を進めている。難しい言葉をかみ砕き、複雑な言い回しは分かりやすく言い換える。国際交流がほぼ途絶え、情報から孤立しがちな外国人を日本語で支える。
やさしい日本語は、阪神大震災で外国人の被災者に必要な情報が届かなかったことをきっかけに弘前大の佐藤和之客員研究員(社会言語学)らが提唱した。
1文を短くし、使う言葉を約2000語に限定。漢字に読み仮名を付け、擬態語や擬音語、あいまいな言葉は使わない。カタカナの外来語もできるだけ避ける。
密閉、密集、密接の「3密」であれば「部屋(へや)の空気(くうき)が入(い)れ替(か)わらない」「人(ひと)がたくさんいる」「近(ちか)くで話(はなし)をする」などと表現する。
秋田県のウェブページでは英語、中国語、韓国語、ロシア語に加え、やさしい日本語で新型コロナ感染者の情報を1例ずつ紹介している。国際課の担当者は「不安に思っている外国人に情報を届けられる。やさしい日本語は高齢者や子ども、障害者にも分かりやすい」と話す。
仙台市の仙台観光国際協会は、国際化事業部のブログに市の重要な発表をやさしい日本語に「翻訳」して掲載。法務省も外国人向けにやさしい日本語を採用し、新型コロナの基本情報を一問一答形式でウェブページに載せている。
3月まで弘前大教授として普及に努めた佐藤さんは「地方に住む外国人は英語圏以外の出身者が多く、英語を十分に読めない人もいる。外国人の8割がやさしい日本語で情報を理解すれば、それぞれの母国語で他の2割に伝えてくれるだろう」と語った。
2020年04月27日月曜日
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April 27, 2020 at 04:08AM
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