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Saturday, March 30, 2024

<茨食健美 大和沙織のこだわりレシピ>ニラつくね 豊富な栄養を簡単に:東京新聞 TOKYO Web - 東京新聞

 少しずつ暖かくなり、春らしさが感じられるようになりました。今回はニラを使った、お弁当にも便利なレシピをご紹介します。

 ニラはハウス栽培が盛んで収穫時期が地域によって異なるため一年中出回っていますが、旬は春です。出荷量は高知県がトップで、茨城県も有数の産地の一つ。中でも小美玉市などの県央地区で盛んに作られています。

 ニラの原産地は中国といわれ、日本でも「古事記」や「万葉集」などに記述があるほど古くから栽培されています。欧米では見られない野菜だそうです。

 独特の香りが特徴で、その正体は玉ネギやニンニクにも含まれているアリシンという硫化アリルの成分。食欲増進に効果があったり、糖質の代謝を促すビタミンB1の吸収を高めたりしてくれます。

 また体内でビタミンAに変わり皮膚や粘膜の健康を保ってくれるβ(ベータ)カロテンや、むくみ、血圧改善に効果があるカリウム、骨を健康に保つのに必要なビタミンKなども豊富に含み、日頃から積極的に取りたい野菜の一つです。

 レバニラなど、加熱して食べるイメージがありますが、実は生でも食べられます。選ぶ時には先までピンとしていて張りがあり、葉の色が鮮やかで肉厚のものがオススメ。一度に使い切れず家庭で保存する時には、乾いた新聞紙やキッチンペーパーで包み、さらにラップで包んで、できれば立てて冷蔵庫で保存すると長持ちしやすくなります。

 今回はそんなニラを刻んで、鶏ひき肉のつくねに入れてみました。味を肉ダネに付けてしまうので、タレなどなくてもおいしくいただけます。家で食べる際にはお好みで卵黄をのせても良いですね。簡単なのでぜひ作ってみてください。

◆材料(2人分)

1人当たり195キロカロリー、食塩相当量1.5グラム

鶏ひき肉150グラム、塩少々、こしょう少々、玉ネギ1/8個(25グラム)、ショウガ少々、ニンニク少々、ニラ50グラム、しょうゆ小さじ2、みりん小さじ2、ごま油小さじ2

◆作り方

(1)玉ネギ、ニラ、ショウガ、ニンニクはみじん切りにする。

(2)ボウルに鶏ひき肉、塩、こしょうを入れてよく練り混ぜる。

(3)(2)に(1)としょうゆ、みりんを加えてよく混ぜる。

(4)等分に分けて平らに整える。

(5)フライパンにごま油を入れて中火で温め、並べ入れて焼く。

(6)片面がこんがり焼けたらひっくり返し、ふたをして中火弱に火を弱め、中まで火を通す。

<やまと・さおり> 管理栄養士、料理研究家。1989年、水戸市生まれ。東京農大卒。市内で「お料理教室オムスビ」を開講している。

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