
朝ごはんにぴったりな、具だくさんサンドイッチ♪ ベーコンエッグの代わりに、お総菜のコロッケなどでも、おいしくつくれます。中に挟む具や野菜は、お好みのものでOKですが、水分が多い野菜は拭いてから挟むのがポイントです。お弁当にもいいですよ。
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朝ごはんにぴったりな、具だくさんサンドイッチ♪ ベーコンエッグの代わりに、お総菜のコロッケなどでも、おいしくつくれます。中に挟む具や野菜は、お好みのものでOKですが、水分が多い野菜は拭いてから挟むのがポイントです。お弁当にもいいですよ。
料理研究家
滝村雅晴さん
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▼NHK「きょうの料理」
NHK Eテレ 月~火曜21:00~、NHK総合 金曜12:00~
(再放送 NHK Eテレ 火~水曜11:30~、NHK Eテレ 水曜21:00~、翌月曜11:30~
3月10日にロイヤルパークホテル(東京都中央区)であった朝日新聞Reライフフェスティバル2023のプログラムの一つ、料理研究家・大原千鶴さんのトークショー「心にいつくしみを持って生きる幸せ」の内容を紹介する後半です。聞き手は、近著『大原千鶴のいつくしみ料理帖』の編集を担当した世界文化社の川崎阿久里(あぐり)さんです。当日会場で配られた「鶏きつねうどん」「とろけるだし巻き風卵」のレシピもご紹介します。
鶏きつねうどん(左)と大原千鶴さん(中)とおだし(右)
=『大原千鶴のいつくしみ料理帖』から、大道雪代撮影
川崎 この写真は『いつくしみ料理帖』の中のお料理です。先生に「いつくしみ」のお料理を2点選ぶとしたらどれですか?とお尋ねしたら、まず一つ、このおだしの「鶏きつねうどん」を挙げられました。
大原 京都は、やっぱりおうどんといいますか、おだし文化ですね。そして、私は京料理というのは野菜料理やと思ってるんです。
京都市は中心部から海が遠いじゃないですか。今でこそ流通が良くなって、何でも手に入りますけれども、それでも車で海まで2時間、3時間かかりますから。
Reライフフェスティバル2023春でお話しする料理研究家の大原千鶴さん=伊藤菜々子撮影
京都のお料理は、ほとんどが野菜です。野菜は、盆地なので冬が寒くて夏暑いからおいしく育つ。京野菜はブランド化しているのでご存じの方も多いと思います。海のもんはちょっと貴重品で、塩物、塩サバとかササガレイの干物とか、グジというアマダイを使用したものとか。あとは、実は川魚です。
京都の普通のお料理は、野菜がたくさんに、ちょっとの魚や肉を合わせて、おかずを仕立てる。野菜ばかりでお肉やお魚が少ないと、お料理にコクが出ない。コクを補うためにおだしを結構しっかりと使うんです。
かつて、北前船が福井県の敦賀に寄り、昆布を下ろし、それが大阪まで運ばれる途中に京都がありました。京都は軟水なので、昆布のだしが出やすい。京都の軟水と昆布がマッチングした。昆布だしは野菜によう合って、そうなりますと、薄口のおしょうゆで色をきれいに残して、ちょっと優しい色合いでお料理をする。それが公家文化の美意識にも合って、みなさんに好まれたんじゃないかと思います。
大原 その京都の水を感じていただくためには、一番おだしが、皆さんにわかっていただきやすいお料理なんじゃないかなと思って、おだしの料理の中でも一番身近なおうどんを選びました。讃岐みたいなしっかりしたのじゃなくて、京都のおうどんはおだしを味わうためのうどんなので、割と軟らかいですね、やわやわとしてます。
だしがしみやすくなっているのと、合わせるのも刻んだお揚げさん。甘く炊いてない。
京都はお寺さんが多くて精進料理が行き渡ってますので、今少なくなりましたけどね、お豆腐屋さんが町の中にチョロチョロありまして、パンじゃないですけども、お昼忙しいときに自分の好みのお豆腐屋さんにぱっと買いに行って、揚げたてのお揚げさんをそのままショウガじょうゆで食べたりして、それがお昼ご飯になったりします。お揚げさんも炊くのが面倒くさいわけじゃないんですけども、刻んでお揚げさんのうまみを食べるっていうのが京都の食べ方のような気がしますね。
川崎 刻みきつねは京都のおうどんだな、と思います。
「とろけるだし巻き風卵」(右)。油の温度を上げてから卵を入れ、大きくかき混ぜたら完成(左)=『大原千鶴のいつくしみ料理帖』から、大道雪代撮影
川崎 もう一つ挙げていただいた料理は「とろけるだし巻き風卵」。きれいな卵ですね。
大原 京都でおだしを味わう料理のもう一つに、だし巻き卵があります。京都の人の大好物です。だし巻きは、卵液におだしを入れて作ります。きれいに巻くためにはその場を離れられず、手間と時間がかかります、簡単なお料理なんですけども。
時間はかけたくないがだし巻きの味は食べたい、ということで、考えたのがこのレシピです。卵をざっとフライパンで焼いて、お皿に載せ、そこにおだしの代わりにかつお節をかけ、おしょうゆもちゃっとかけると、口の中ではだし巻き卵!っていうね。
川崎 この2品以外で、きょう、ご紹介されたいお料理はございますか。
大原 うちの子どもたちはいま大学生2人と高校2年生です。大学生なんかになりますと、いつ帰ってくるやも、よくわかりませんでしょ。待っているとイライラするのでね。お鍋に物を炊いといて。今日も、鶏肉を鍋でちゃっとたくさん炊いといて、冷蔵庫にはお野菜の作り置きを3品ぐらいしといて、ご飯が炊いてあるので、帰ったら、自分が食べたいときに好きなものを食べられるようにしています。
料理はタイミングがすごく大事なので、焼き立ての方がおいしいものもある。私は家庭料理がレストランのお料理と違って一番素敵だなと思うのは、焼き立てとか炊き立てとかを一律にそろえると、すごいごちそう感が増すってことなんです。
川崎 「立て」をそろえる。
大原 ご飯が炊き立てで、おつゆができ立て、煮えばなで、お魚焼き立てやったら、もうそれで良くないですか。大したごちそう、いらんのです。本当にね、忘れてるぐらいの料理でいいんですけども。
ただ、タイミングを合わせることが、家庭料理をずっとグレードアップさせるので、そのためにできる工夫、段取りをそろえていくのがすごい大事です。
家でも今日みたいに作ってくるときもありますけれども、冷蔵庫には自分で焼けば食べられるようなものとか、ポットに水出汁を作って置いといて、例えばさっきのおうどんもね、お鍋にだし入れて、うどん玉も全部放り込んで炊いてしまえばできるっていう風になっています。なんとなく自分も料理に参加しながら、自分の食を整えていっているんだという自覚を持ってもらうような食環境をつくるようにしてますね。
大原千鶴さん(右)と聞き手の川崎阿久里さん=伊藤菜々子撮影
大原 名前のあるちゃんとした料理を作らなくてはいけないと思ってはる方が結構いらっしゃるんですよね。ショウガ焼きとか、ハンバーグとか、グラタンとか。私は家庭料理は名前のない料理でいいと思っているんです。残り物も使わなきゃいけないし、一期一会ですよ。その時だけで二度とできない料理ってあるじゃないですか。それですごくうまくいったとき、みなさん、自分が天才だと思いません?
そういうのが家庭料理の醍醐(だいご)味というか楽しみ。それができている時点で、みなさん、いつくしみを持って料理をしてらっしゃるんだと思います。
冷蔵庫の中の物を無駄にしてしまったときや、せっかくおいしかったものを駄目にしてしまったとき、心に痛みを感じることは、私たちの財産だと思います。子どもたちにもそういう気持ちを持ってもらいたい。今は、コンビニに行けば、おいしそうなものがいろいろ売っていて、どこででも食はまかなえるけれども、自分で自分の食を作ることができる、ということは、生きていく自信にもつながっていく気がするのです。
私は、子どもが小さい頃から、作り込んで「この料理です!」という料理はあまり作っていないんです。味の付いてない野菜であったり、つくだ煮があったり、お肉の焼いたのがあったり、お椀があったりして、それらを自分のお皿の中で組み合わせて食べる。一人ひとりのお皿の上で料理が完成するような料理と言ったらいいでしょうか。食べながら、ここに少し塩を加えてみようとか、頭をスイッチさせていけるようにすることが、大事な食育やと思うんですね。
川崎 今回のご本で印象的だったのは、シニアを迎えるのは寂しいこと、と若い頃は思っていたけれども、そんなことは全くなくて、これから光り輝く時間がやってくるので楽しみにしています、と書いていらっしゃっていて、とても勇気づけられると思いました。最後にみなさまにメッセージをお願いいたします。
大原 子育てがほぼ終盤になってきて、仕事をしながら家族のために動いてきたことからだんだん卒業していくので、寂しい半面もあるんですよね。食事も夫と2人だけということが増えてきました。
時間に余裕が少し出てきた一方で、若い頃のようにこの先たくさんの時間が残っているわけではない。だから時間の使い方が大事だと思うんです。
そのときに自分のためにだけ時間を使うのではなくて、ご自分の周りの方にも優しい気持ちで、いつくしみを持った気持ちで接する。コロナ禍を経て、社会がますます不寛容になっていると感じます。不寛容な世の中を作ったのも、私たち一人ひとりの責任やと思うんですよね。
トークショーの大原千鶴さん=伊藤菜々子撮影
大原 私も若いとき、介護しながら子育てしていたときは目がつり上がってね。頭の中でずっとストップウォッチのティコティコっていう音が鳴っているような生活をしてました。
夫の母を8年間、介護しました。透析に週3日行き、先生から栄養状態をああせいこうせいと言われて、かたや子どもたちの保育園の先生からは、栄養を与えて下さいと言われて、その両方で人の命を預かっている責任感できゅうきゅうとしていたんです。
子どもの離乳食が終わったら、義母の介護食が始まって、寝たきりになった義母の部屋に入って、介護食を食べさせてあげていても、子どものことも気になるから、早く食べてほしいと思っていました。
あるとき、私が部屋に入ると、義母がこう、手で私を招き寄せるしぐさをしていたんです。後から振り返ると、私に手をつないで欲しかったのね。ぐっと私の手を握って、落ち着きたかったんだと思う。
でも、私の頭の中ではストップウォッチが鳴っていたし、義母は少し認知症もあったので、はいはい、みたいに、ご飯を食べさそうとして……。
今になってようやく義母の気持ちがわかったんです。義母のことを思い返しますと、余裕が出てきたからこそわかること、みえることがあると気づきます。
大原 これからはそういう余裕がある気持ちでいつくしみを持って生きていきたいなと思いますし、いつくしみにあふれた世の中にできるように、料理を作ったり、皆さんにお伝えしたりしていきたいな、と思っています。
明るい未来を子どもたちに残していくために、人との関わりが大事です。ちょっとおせっかいをしてみたり、なんかともかく関わってみたり、あと、常にニコニコしていたり。怒らないだけでも人の役に立っていると思うんですよ。時間的にも余裕のあるこれからのReライフ世代の方々だからこそ、周りの方々に愛を持ったまなざしを持ってほしいと思います。
今日、こうして100人以上のかたとちょっと心がつながるだけで、私は温かいものをいただいて帰れます。皆さんにもそういった気持ちを持って帰っていただけたら、とても幸せだと思います。何かちょっとイライラすることがあったら、「いつくしみ」という言葉を思い出してみてください。きょうはたくさんお集まりいただきまして、ありがとうございました。
鶏きつねうどん |
家でいただく麺は圧倒的におうどん。
鶏とお揚げさんさえあれば、おつゆは誰もが飲みほすおいしさです。
【材料 1人分】
油揚げ、鶏もも肉……各50g
A だし……500ml
薄口しょうゆ……大さじ1
塩……小さじ1/4
うどん(ゆで……1玉
青ねぎ(斜め薄切り……適量
① 油揚げは1㎝幅の短冊切りにする。
鶏肉は1㎝幅のそぎ切りにする。
② 鍋にA、①、うどんを入れて中火にかける。
沸いたらアクをとり、2分ほど煮て、
うどんが ふっくらと煮えたら
青ねぎを加えてすぐに火を止める。
器に盛り、好みで粉唐辛子をふる。
とろけるだし巻き風卵 |
巻かずにだし巻き味が30秒で。
【材料と作り方】
卵2個をボウルに割り入れ、水大さじ1 を加えて卵白を切るように混ぜる。フライパンに米油小さじ2を入れて中火で熱し、卵液を少量落としてジッと音がしたら全量を加え、箸で大きくかき混ぜる。半熟状になったらすぐに器に盛り、かつお節と薄口しょうゆ各適量をかける。
☆『大原千鶴のいつくしみ料理帖』
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料理研究家
京都・花背の料理旅館「美山荘」の次女として生まれる。幼少から里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。二男一女の母として培った、家庭的かつ美しい料理に定評がある。雑誌やテレビ出演、料理教室、講演会、エッセー執筆、商品開発アドバイザー、CMやドラマの料理監修などで活躍。著書「大原千鶴のいつくしみ料理帖」(世界文化社)他多数。
こんにちは! 元イタリアン料理人、現役専業主夫料理人パパイズムです。
長年イタリア料理に携わってきた経験を活かして、身近な材料で、家で作れる美味しいパスタレシピを日々研究している私。
今回ご紹介するのは、10分ちょっとでできるひと皿! 家にあるツナ缶とチューブ入りのねりわさびでとびきり美味しい和風パスタを作ります。
意外かもしれませんが、わさびは僕のいたイタリアンのお店で常備していた食材の1つ。オリーブオイル(今回は使いませんが)とも相性がよく、パスタやピッツァに使っていたんですよ。調理の過程で辛みは飛び、わさびのいい香りだけが残ります。
1. にんにくは皮をむいて根元のかたい部分を落とし、みじん切りにします。今回のレシピで包丁を使うのはここだけです。
にんにくは香りが強く出るみじん切りにします。今回のように具材がシンプルだと淡白で味気ないソースになりがち。ですが、このみじん切りのにんにくがいい仕事をして、ソースににんにくの香りがしっかり移り、味に厚みが出ます。
2.スパゲッティを茹でます。鍋や大きめのフライパン(今回は26cmのフライパン使用)に水と塩を入れて沸かします。沸騰したらスパゲッティを入れ、パッケージに書いてある時間のマイナス1分茹でて、コシのあるアルデンテ食感に仕上げます。
パスタを茹でる際のお湯は少なく見えますが、このくらいの方がパスタに含まれるでんぷんが茹で汁に溶け出しやすく、ソースを作る際に乳化を促しやすくなります。ただし、お湯はこれ以上少ないとパスタが塩辛くなっちゃうので注意してください。
3.スパゲッティを茹でている隣で、ソースを作ります。フライパンにサラダ油、にんにくを入れて中火にかけます。
わさびの風味を活かしたいので、オリーブオイルではなく香りのないサラダ油を使います。
4.3がフツフツとしてきたら、汁気を切ったツナをすぐに加えて炒めます。
ツナ缶は炒めて水分を飛ばすと、グッと香ばしさが出てより美味しくなりますよ。
5.全体が混ざったら、バターも加えて溶かします。火加減は中火のままでOKです。
6.バターが溶けたら、スパゲッティの茹で汁(約100mm、カップに半分くらい)を入れて、
かき混ぜながら15秒ほどコトコト煮込みます。
ツナがソースの水分を吸い込みやすいので、ソースの水分量はいつもの僕のパスタソースのレシピより少し多めです。
7. 塩を入れて、やや薄めに味をつけたら火を止めて、
ねりわさびを入れて溶かし、スパゲッティが茹で上がるのを待ちます。
風味がしっかり残るよう、わさびは火を止めてから入れるのがポイントです。
8. スパゲッティが茹で上がる直前に、7のソースを中火で温め直し、フツフツとしてきたら火を止めます。スパゲッティが茹で上がったら、トングなどでつかんでソースの入ったフライパンに移します。
わさびの辛みはここで飛ばします。沸かしすぎるとソースが煮詰まったり味が濃くなったりして風味が混ざり、せっかくのわさびの風味も損なわれるので注意しましょう。フツフツとしてきたらすぐに火を止めてください。
9. 仕上げにしょうゆを回し入れ、全体を手早く混ぜ合わせたら器に盛りつけます。
しょうゆは風味づけとコク出し目的で入れます。
10. 仕上げに色味でかいわれ大根を散らします。刻んだ青ねぎでもいいですね。
ツナわさびパスタ、あっという間に完成です。さっそく実食。炒めたツナの香ばしさとうま味が口の中に広がった後、コクのあるバターじょうゆ、そして、フワッと鼻に抜けるわさびのさわやかな風味! 辛みはまったくなく、わが家の小学生&保育園児たちもバクバク食べてました。
買い置きしてあるツナ缶と冷蔵庫にあるチューブ入りわさびで、思いついたときにパッと作れるパスタレシピ。シンプルな見た目とは裏腹に、口に入れたときの複雑な風味と美味しさは驚いていただけると思います! ぜひお試しください。
なお、もう少し具材を入れたいという方は、ツナを炒める段階でちくわを刻んで入れるとうま味が強くなってめちゃくちゃ美味しいですよ。
3児の父として、日々家事育児に奮闘する主夫兼料理研究家。イタリアナポリピッツァの職人として10年間働いたのち、現在はプロの料理人としての経験を活かし、企業・飲食向けの商品開発や、「節約しながら家で簡単に作れるプロの味」をブログやInstagramで発表中。好きな食べものはいぶりがっこ。
テレビや雑誌で活躍するブロガーをはじめ17,000名のお料理ブロガーが参加する日本最大級のお料理ブログのポータルサイト。毎日のおかずや弁当、お菓子など100万件のお料理レシピを無料で検索できる。
リゾッタータとはイタリアには昔からあるパスタの調理方法で、その名の通り、リゾットのようにソースと少量の水やスープを加えてフライパンで作るパスタのこと。昨年末から今年にかけてSNSで流行した「暗殺者のパスタ」もリゾッタータの一つだ。
本場イタリアでも多くのレストランが、パスタをリゾット風に調理するこのテクニックを使っている。クリーミーで濃厚な味わいを作り出せるからだ。
Sergio Amiti
まずは、基本のリゾットの作り方をおさらいしよう。
・玉ねぎのみじん切りをオリーブオイルで炒め、米を加えてさらに炒める
・白ワインをかけてアルコール分を飛ばし、野菜のブロードなどを入れて煮る
・水分が飛んできたら、さらにまたブロードを足して煮る、を繰り返す
・最後にバター少々を加え、からめる
リゾッタータの場合は、米をパスタに変えるだけ。ただし、先にパスタを数分だけ茹でておくのもおすすめだ。少しだけ茹でたパスタをソースと一緒にフライパンに入れ、パスタが完全にアルデンテになるまでゆっくりとお湯を足して仕上げてみよう。
Cris Cantón
本作は,コーヒービジネスを題材にした経営シミュレーションゲーム。カフェを開き,そこにやってくるお客の店に対する印象を確認しながら,それに応じた対策を取って,人気店にしていくのが基本的な流れだ。
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「ひるまえほっと」では「かんたんごはん 料理のお悩み大募集」と題して、視聴者のみなさんから日々の料理のお悩みを募集しています(投稿はこちらから)。
その中から、今回は“野菜の使い切り”についてのお悩みを解決します!
<教えてくださった先生>
料理家 きじまりゅうたさん
アレンジ料理のスペシャリストでこれまで考案したレシピは1,000種類以上。
どんな食材もきじまさんにかかれば変幻自在です。
きじまさんと一緒にお悩み解決!
今回のお悩みはこちらです。
埼玉県の淳子(じゅんこ)さんからいただきました。
「IT企業に勤めていて、週に5日は在宅勤務。朝昼晩ごはん全部家にいます。でも、仕事中なので時間がありません。野菜の使い切りで、朝昼晩と三食楽するレシピはありませんか?」
というお悩みです。
淳子さんにお話を伺いました。
左:淳子さん 右:隆志さん
淳子さんは、夫の隆志(たかし)さんの健康に気をつかい、野菜が多めの料理をしているそうなのですが、おいしく食べきれないのが悩みなのだそうです。
隆志さんは肉が大好き。同じメニューが続くと飽きてしまう…と胸の内を話してくださいました。
「肉も入れて、味の変化がもてるような料理をお願いします」
淳子さんの使い切りに困る野菜、トップ3は、大根、白菜、キャベツだそう。
きじまさんが選んだ食材は…春キャベツ
春キャベツ…3~5月が旬。食物繊維やビタミンCが豊富。
<おいしい春キャベツの選び方・ポイント>
・大きさの割に軽いもの
・芯の大きさが500円玉かそれよりやや小さいもの
「春キャベツは、甘い、やわらかい、火どおりが早い。だから、短時間でおいしくなる」
「春キャベツ1個を使い切って、1人分の食事、2日分のメニューを作ろう!」
「しかもたった30分で!!」
①アレンジ自在の“春キャベツポトフ”
<材料>(1人分)
・春キャベツ … 1/3個
・春キャベツの外葉 … 適量
・鶏手羽中 … 300g
・たまねぎ … 1/2個
・にんじん … 小1本
・サラダ油 … 小さじ2
・水 … 600ml
・塩 … 少々+小さじ1/2
・粒マスタード … 適量
・オリーブオイル … 適量
<つくり方>
1.フライパンにサラダ油を入れて、鶏手羽中を皮を下にして並べて、塩(少々)を振り、火にかける。
2.にんじんは皮をむいて長さ3等分に切ってから2~4つ割りにする。たまねぎは2cm幅のくし形に切る。春キャベツはざく切りにする。外葉はかたい部分を落とし大きめに切る。
3.鶏肉の皮目に焼き色がついたら裏返し、にんじんとたまねぎをいれてサッと炒める。
4.水を注ぎ、煮たったらふたをして、弱めの中火で10分ほど煮る。
5.塩(小さじ1/2)で味を調え、春キャベツを入れてふたをして5分ほど煮る。
6.適量を器に盛り、オリーブ油をかけて粒マスタードなどを添える。
②春キャベツの旨(うま)塩漬け
<材料>(1人分)
・春キャベツ … 1/3個(300~400g)
<A>
・酢 … 大さじ2
・砂糖 … 小さじ1
・塩 … 小さじ1/2
<B>
・しょうが(すりおろす) … 小さじ1/2
・かつお節 … 小1パック(1~2g)
<つくり方>
1.春キャベツを細切り(葉は2cm幅・根元は5mm幅)にして、ポリ袋に入れる。
2.<A>を加えて振る。
3.<B>を加えてさらに振る。
4.空気を抜き、1時間以上置く。
※冷蔵庫で3日保存できる。
③春キャベツと温しゃぶのおかずサラダ
<材料>(1人分)
・春キャベツ … 1/6個(150~200g)
・豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) … 100g
・細ねぎ … 3本
・焼きのり … 1/2枚
・白いりごま … 小さじ1
<A>
・みそ … 小さじ2
・砂糖 … 小さじ1
・酢 … 小さじ1
・ごま油 … 小さじ1
<つくり方>
1.細ねぎは4cm長さに切る。
2.大きめのボウルに<A>を混ぜておく。
3.鍋に熱湯を沸かし、一度火を止めて、豚肉を一気に入れてほぐす。肉の色が変わったら、汁けをきって、(2)に入れて混ぜる。
4.細ねぎを入れ、キャベツをちぎりながら加える。
POINT:ちぎると断面が大きくなるので、味が絡みやすくなる。
5.ボウルの中身を混ぜ、白いりごまとちぎった焼きのりを混ぜる。
④春キャベツのオイスターソース焼きそば
<材料>(1人分)
・春キャベツ … 1/6個(150~200g)
・中華めん(蒸し/焼きそば用) … 1玉
・かにかまぼこ … 4本
・サラダ油 … 小さじ1と1/2
<A>
・水 … 小さじ2
・オイスターソース … 小さじ2
・しょうゆ … 小さじ1
<つくり方>
1.春キャベツは1cm幅に切る。かにかまぼこは斜め半分に切る。<A>は混ぜておく。
POINT:春キャベツは繊維と垂直向きに切る。火どおりがよくなり、短時間で仕上げられる。
2.フライパンにサラダ油入れ、中華めんをのせて、周りに春キャベツを広げて、かにかまぼこをのせ、ふたをして火にかける。
POINT:このまま蒸し焼きにする。中華めんがほぐれやすくなり、春キャベツに焼き色がついて、甘いキャベツにほろ苦さが加わっておいしくなる。
3.中華めんが温まったらほぐして炒める。
4.中華めんと具を奥に寄せ、空いたところで<A>を煮立て、全体を混ぜる。
POINT:水分が飛び、パリッと香ばしく仕上がる。
ポトフを煮込んでいる間に、旨(うま)塩漬けを作ると、ここまで30分以内で作ることができます。
(ちなみに、きじまさんは25分55秒で作りました。)
食べ方は、
・1日目の昼食…
③春キャベツと温しゃぶのおかずサラダ&④春キャベツのオイスターソース焼きそば
・夕食…
①アレンジ自在の“春キャベツポトフ”&②春キャベツの旨(うま)塩漬け
<きじま流!春キャベツの使い切り料理・ポイント>
・春キャベツを買ったら、すぐに全部料理する!
・先に“時間のかかるメニュー(夕食の2品)”から作り、あとで“できたてがおいしいメニュー(昼食の2品)”を作る。
・“作り置きできるメニュー(夕食の2品)”は多めに作る。
・2日目のメニューは、“1日目の夕食の2品”をアレンジして作る。
<アレンジ例>
⑤和風ポトフ
<材料>(1人分)
・ポトフ … 1人分
・ポン酢しょうゆ … 適量
・柚子(ゆず)こしょう … 適宜
<つくり方>
1.ポトフ(1人分)を小鍋か電子レンジで温め直し、ポン酢しょうゆをかけて柚子(ゆず)こしょうを添える。
⑥カレーライス
<材料>(1人分)
・ポトフ … 適量
・水 … 適量
・カレールー(市販) … 1皿分
・ごはん(温かいもの) … 茶わん1杯分
<つくり方>
1.ポトフを小鍋か直径20cmのフライパンに入れて、水を足して火にかける(水の量はポトフの残ったスープと合わせて150mlにする)。
2.煮立ったら火を止めてカレールーを混ぜて溶かしパッケージの表記通り作る。
3.ごはんにかける。
⑦春キャベツのにんにくベーコン炒め
<材料>(1人分)
・春キャベツの旨(うま)塩漬け … 100g
・ベーコン … 2枚
・切り干し大根(乾) … 10g
・ごま油 … 小さじ1
・にんにく(すりおろす) … 小さじ1/2
・しょうゆ … 小さじ1/2
<つくり方>
1.切り干し大根は洗ってから少し置いて、長ければざく切りにする。ベーコンは1cm幅に切る。旨(うま)塩漬けは汁けを軽くしぼる。
2.フライパンにごま油を入れてベーコンと切り干し大根を炒め、汁けをきった旨(うま)塩漬けとすりおろしたにんにくを入れて炒め合わせ、しょうゆで調味する。
・2日目の朝食…
⑤和風ポトフ(ケチャップ、マヨネーズ、ソースなどお好みの調味料でアレンジ可能)
・昼食…
⑥カレーライス(シチューなど固形のルーを使えば何でもアレンジ可能)
・夕食…
⑦春キャベツのにんにくベーコン炒め(副菜にピッタリ)
初日にある程度作っておけば、2日目は本当に楽ができるんです。いろいろアレンジすることで料理の時間が楽しくなりますから、ぜひみなさん作ってみてください。
―きじまさんのレシピを淳子さんにご紹介したら…
「早速作ってみました」と写真を送ってくださいました。
左:ポトフ 右:旨(うま)塩漬け
左:カレー(ポトフを活用)
右:にんにくベーコン炒め(旨(うま)塩漬けを活用)
温しゃぶサラダ
<淳子さんからの感想>
「家にある残り野菜も活用して作りました。やわらかく甘みのある春キャベツがおいしくたくさん食べられて、夫も喜んでくれました!特に使いまわしはとても参考になりました。簡単なレシピなのによく考えられてるなぁと、きじまさんのプロ根性を感じながら食させていただきました」
そして…なんと、隆志さんが“焼きそば”を作ってくれた!との報告が。
焼きそば
「簡単、おいしい。かにかまぼことオイスターソースが合う」とメッセージを添えてくださいました。
淳子さん、隆志さん、本当にありがとうございました。
これからも、「ひるまえほっと」では、みなさんのごはんのお悩みを解決していきます!
お悩みをお寄せください。お待ちしています。
【編集後記】
スーパーなどで野菜を買うとき、カットしたものより1個丸のまま買う方が割安なのでよく購入するのですが、買ったのはいいけど使い切れずに余ってしまった。私もずっと悩んでいました。ですから、お悩みを寄せてくださった淳子さんには共感するばかりでした。
夫の隆志さんの健康を気づかう淳子さんの思いに応えたいと、きじまりゅうたさんとのレシピづくりに取り掛かりました。きじまさんの“野菜を買ったらすぐに使い切る”は意外な切り口だと感じました。たった30分で全部調理をして、多めに作った料理の残りを、次の料理に展開していく。好きな調味料で味を変えて自分のオリジナルを作っていくと考えると、料理が楽しくなります。どの料理も春キャベツの甘さやわらかさが引き立っていて、至極の味でした。
今回ご紹介した料理はすべて、とても簡単です。普段料理をしない人もぜひ挑戦してみてください。
リポーター 丹友美
料理に関するお悩み大募集!
「かんたんごはん」では、これからも視聴者のみなさんのお悩みを解決できるレシピをお伝えしていきます。投稿は下記のリンクから募集しています。ぜひお寄せください。お待ちしています。