
フリーアナウンサー、VERYモデルとして活躍する青木裕子さんは、7歳と5歳の2人の男の子を育てています。子育ての正解ってある? 教育ママじゃダメ? 子どもにとって“本当にいいこと”って? などなど…子育てをする上で、青木さんが日々感じているアレコレを、「子どもの教育」をテーマにしつつ徒然なるままに語っていただいている連載です。 【写真】長男とはまったくタイプが違うという、青木さん5歳の次男の日々の様子は…? 今回は、5歳の次男について。お兄ちゃんの真似をしたがるだろう、おもちゃも買わなくていいだろう……と思いきや、乗り物好きのお兄ちゃんとはまったく違い「キラキラ・ふわふわ・かわいいもの」が好きだそう。異なる個性を持つ2人を育てるうえで、青木さんが心がけていることとはー
落語にはまる5歳の次男
「ひらばやし♪ひらばやし♪」 「サンマはめぐろにかぎる!」 「じゅげむじゅげむごこうの……」 最近、次男が落語にハマっている。もともとおしゃべりな上に、暇さえあれば落語のセリフをつぶやくのでとても賑やかだ。先日ちょっとしたご褒美に扇子を買ったら、それはそれは嬉しかったようで、蕎麦の食べ方を熱心に研究している。 コロナ禍で車移動が増えて、息子が私の聞いていたラジオを覚えていたことがあり(運転中はずっとTBSラジオを聞いています)、どうせ覚えるなら落語でもと、CDを流したのがきっかけだ。寿限無を覚えてみる? くらいの軽い気持ちだったのに、まさか‟大きくなったらなりたいもの”の候補に落語家さんが加わるまでになるとは! 予想していなかった。 子供の興味って何に反応するか予想ができないなあと思う。そして、長男と次男があまりに違うことにも驚かされる。
まったく違う、長男と次男
私自身は三姉妹の長女だったので、男の子の成長をじっくりと見たことがなかった。だから、例えば長男が車のおもちゃに興味を持った時、「教えたわけじゃないのに好きになるものってあるんだなあ」と興味深く感じた。お散歩コースには消防署の前の道が組み込まれたし、車体番号を見ただけでトーマスの仲間たちの名前が言えるようになった。 で、次男。きっとお兄ちゃんのことを真似したがるんだろうなあ。おもちゃはたくさんあるからもう買わなくていいのかなあ……なんていう予想は、安直すぎた。 彼が好きになったのはプリンセスで、3歳のハロウィンに選んだのはミニーちゃんのお洋服。好きな遊びはお人形遊びやおままごとなど。‟速い・強い・かっこいい”を求めていた長男とは違い、‟キラキラ・ふわふわ・かわいい”ものに惹かれる次男を見て、子育て2回目でも、この子を育てるのは初めてなのだということをしみじみ感じたものだ。 2歳差の長男と次男、お互いのことが大好きで、仲良しな二人だけれど、やりたいことや好きなことは、今でも全然違う。 思い起こしてみれば、私と年子の妹(私が1月生まれで、妹は同じ年の12月生まれです)は、双子のような年齢差にもかかわらず、趣味趣向は全然違う。妹は、私みたいにふらふらと流されることがなくて、自分の好きなものがしっかりあって突き進むタイプだ。それが時に要領の悪さにつながることもあるけれど、私は子供のころから妹のことをうらやましいと思うことが多かった。 我が家の兄弟もきっと成長して、お互いに対していろんな思いを持つのだろう。その時に、それぞれが自分自身に満足しているといいなと思う。
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