
tbc東北放送
東北大学が開発したアルツハイマー型認知症の治療薬が、他のタイプの認知症の治療にも効果があるとの研究結果が発表されました。 研究結果を発表したのは、東北大学大学院・薬学研究科の福永浩司名誉教授らの研究グループです。福永名誉教授らは、2017年にアルツハイマー型認知症の治療薬=「SAK3」を開発しました。その後の研究で、この治療薬が、アルツハイマー型とは別のレビー小体型と呼ばれる認知症の治療にも効果があることが分かりました。この認知症は、脳内に特殊なたんぱく質がたまることで発症しますが、SAK3には、このたんぱく質の分解を促進する働きがあるということです。緑色に見えているのが、認知症の原因となる特殊なたんぱく質ですが、SAK3の投与で分解され、消失しているのが分かります。 SAK3の安全性の試験は、すでに終わっていて、福永名誉教授は、2022年度からの治験開始に意欲を見せています。また難病のパーキンソン病なども脳内に特殊なたんぱく質が蓄積されるのが原因で、こうした病気の治療薬の開発にも、つながるということです。
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