◇24日 女子ゴルフ アース・モンダミンカップ第1日(千葉県袖ケ浦市・カメリアヒルズCC72)
ラストチャンスに強い女=古江彩佳(21)=富士通=が7バーディー、2ボギーの67をマーク、首位と2打差の5アンダー4位につけた。東京五輪代表入りへ今大会での優勝が最低条件の古江。アマチュア時代を締めたあのツアー優勝と同じように、奇跡のVを実現するか。7アンダー首位は菊地絵理香(32)。現時点で五輪代表争い日本人2番手にいる稲見萌寧(21)=都築電気=は1オーバー76位と出遅れた。
古江を知る多くの人が2019年10月、プロテスト受験直前の富士通レディースでのアマチュアVを連想せずにはいられないはずだ。あの時は「アマチュア優勝のラストチャンス」。今回は「東京五輪代表入りへのラストチャンス」だ。
女子ゴルフ競技の日本代表は2人。現在3番手の古江が逆転2番手に浮上するには、優勝が絶対条件。その上で、現在2番手の稲見が単独3位以上に入らなければ、さらには4番手の渋野日向子が全米女子プロで単独4位以上に入らなければ、という追加条件もつく。
まさに古江の立つ足元は崖っぷち。しかし「昔から追い詰められると強いタイプ…ですかね。やることがハッキリしてるから」という古江には、逆に力を発揮しやすい状況となったのだ。この日は前半のインコースを2バーディー、1バーディーで折り返した後1、2、4、5、8番とバーディーラッシュ。最終9番こそボギーとしたが67、夢実現への扉を開く絶好位の滑り出しだ。
アマチュア時代のナショナルチームヘッドコーチ、ガレス・ジョーンズさんは古江をこう評していた。「感情の浮き沈みが少なく、やらなくてはならないことをしっかり理解して行動できる選手だ」と。残り3日、奇跡の大逆転劇を完結させるのか。優勝なら現在3位の賞金ランクでも初めてトップに立つ。
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