車にはそれぞれ個性があり、毎日の生活での使用が前提のファミリーカーなどは燃費性能の高さや使い勝手の良さが重視される一方で、ホンダ「シビックタイプR」のような走りを追求するタイプの車には燃費性能はそれほど求められてはいません。しかし、燃料費は長い目で見ると維持費の大半を占めるため、車選びの際には燃費性能をチェックしておくことをおすすめします。
ここでは、シビックタイプRの燃費について、詳しく紹介します。
【この記事のポイント】
✔シビックタイプRのWLTCモードカタログ燃費・実燃費はこちら
駆動方式 トランスミッション カタログ燃費(km/L) 実燃費
駆動方式
トランスミッション
カタログ燃費(km/L)
実燃費
(km/L)
TYPE R
FF
6MT
13.0
10.63
TYPE R ・Limited Edition
FF
6MT
13.0
---
✔シビックタイプRのカタログ燃費と実燃費の差は平均値よりも若干大きい
✔ライバル車であるスバル「WRX STI」と燃費性能は同程度
シビックタイプRの特徴
2017年9月に販売が開始された現行型のシビックタイプRは、歴代のシビックタイプRのように数量限定ではなく、カタログモデルとして登場しました。
ホンダの世界戦略車・シビックをベースに、専用のパワートレインや足回りを採用し、サーキット走行を視野に入れたFFスポーツカーであるシビックタイプRは、生産終了から年月を経た過去モデルも中古車市場において高額取引されることが多く、日本国内のみならず世界的に高い人気を誇ります。
現行モデルはシビックタイプR専用に開発された最高出力320ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0L直列4気筒VTECターボエンジンを搭載 。低慣性モノスクロール・ターボチャージャーや多段噴射インジェクターによる直噴システム、電動ウェイストゲートなどの採用により圧倒的な動力性能と燃費性能を追求しています。
シビックタイプRのカタログ燃費
シビックタイプRのWLTCモードカタログ燃費は、以下のとおりです。
駆動方式
トランスミッション
燃費(km/L)
TYPE R
FF
6MT
13.0
TYPE R・Limited Edition
FF
6MT
13.0
シビックタイプRの実燃費
シビックタイプRに乗っているオーナーの実燃費データを収集しているサイト「e燃費 」によると、シビックタイプRの実燃費(2021年9月3日時点)は、以下のとおりです。
駆動方式
トランスミッション
燃費(km/L)
TYPE R
FF
6MT
10.63
TYPE R・Limited Edition
FF
6MT
---
WLTCモードカタログ燃費はこれまで日本で使用されてきたJC08モード燃費よりも実燃費に近い数値が出る燃費の計測方法とされていますが、それでもカタログ燃費と実燃費のあいだには1~1.5割程度の差が出るのが一般的です。
その点を考慮すると、シビックタイプRのカタログ燃費と実燃費の差は平均値よりも若干大きい状況といえるでしょう。
シビックタイプRとライバル車のカタログ燃費を比較
シビックタイプRの明確なライバル車というのは国産車ではほとんど存在しません。FFと4WDという駆動方式の違いはありますが、ここでは価格帯、スペックが近いスバルの「WRX STI」 と比較してみましょう。
スバル「WRX STI」
出典:スバル「WRX STI」エクステリア:デザイン
最高出力308ps、最大トルク422Nmを発揮するスバル独自の水平対向エンジンを搭載し、ダイナミックでパワフルな走りを実現するスバル「WRX STI」 。卓越した走行性能の高さを有することに加え、実用性も備えたスポーツセダンです。
WRX STIのJC08モードカタログ燃費は、以下のとおりです。
駆動方式
トランスミッション
燃費(km/L)
STI
4WD
6MT
9.4
STI Type S
4WD
6MT
9.4
シビックタイプRはWLTCモード、WRX STIはJC08モードと燃費の計測方法が異なるため単純比較はできませんが、WLTCモードはJC08モードよりも1.5~3割程度カタログスペックが落ちるといわれているため、この2車種の燃費性能はほぼ同程度といえるのではないでしょうか。
シビックタイプRの走行性能
出典:ホンダ「シビックタイプR」Limited Edition
現行型のシビックタイプRは新開発されたプラットフォームを採用 し、先代モデルよりも剛性の向上やボディの軽量化、低重心化を実現し、走行安定性をさらに高めています。
また、バランスの良い「SPORT」、サーキットなどでのスポーツ走行を前提とした「+R」、日常的なオンロードでの走行に適した「COMFORT」と、走行環境やドライバーの好みで選択できる3つのドライブモード を備えており、ロングドライブからタイムを競うサーキット走行まで楽しめるのが魅力です。
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カーリースならより燃費を気にせず車に乗れる!
シビックタイプRに新車で乗るには、車両本体価格のほか、法定費用や各種手数料などの初期費用が必要です。カーローンを利用する場合は、頭金としてまとまった金額を用意することも考えられます。また、維持する上でも、税金や車検費用、メンテンナンス費用などが都度発生します。
一方カーリースであれば、頭金などの初期費用も用意する必要がないため、月額料金だけで新車に乗ることができます 。月々の支払い額もカーローンより抑えられ、メンテナンスプランをつければ維持費も定額にできるので、購入よりもお得に新車に乗ることが可能です。
購入なら取得の費用と別に必要になる燃料費も、カーリースなら差額で補うことができて安心 です。
カーリースで燃費を気にしなくてよくなるワケ
カーリースは、リース会社が所有権を持つ車を、定額料金を支払うことでマイカーのように利用できる車のサブスクリプションサービス です。
月々のリース料には各種税金や手数料が含まれているため、頭金も登録諸費用も別途支払うことなく、定額料金だけで車に乗り始めることができます 。
リース料は、車両本体価格から契約満了時の想定残価を引き、契約期間で割って算出されます。そのため、車両本体価格が購入よりも安くなる上、契約期間が長いほど月々のリース料を安くできます。
それにより、カーローンの返済額よりも月々の出費を抑えられて、浮いたお金を燃料費に回せるようになることから、燃費や燃料費を気にせず安心してカーライフを送れるようになるのです。
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メンテナンスプランをつければ、車検基本料や一部消耗部品の交換費用と工賃が定額にできるほか、プランによっては契約期間中に渡ってメーカー保証と同程度の保証がついたり、返却時の原状回復費用が補償されたり と、充実したサービスが受けられます。
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ファンを魅了する走行性能の高さが魅力のシビックタイプR
シビックタイプRはサーキット走行も可能なスポーツモデルであり、低燃費を追求するタイプの車ではありません。そのため燃費性能が特に優れているわけではありませんが、それをデメリットと感じさせない走行性能の高さが魅力のモデルといえるでしょう。
よくある質問
Q1:シビックタイプRのカタログ燃費はどのくらい?
A:シビックタイプRのパワートレインは2.0L直列4気筒VTECターボエンジンと6MTの組み合わせで、駆動方式はFFのみ、4WDの設定はありません。シビックタイプRのWLTCモードカタログ燃費は13.0km/Lです。
Q2:シビックタイプRのカタログ燃費と実燃費に差はある?
A:シビックタイプRの実燃費は10.63km/Lです。WLTCモードは日本で従来使用されてきたJC08モード燃費よりも実燃費に近い数値が出る燃費の計測方法とされていますが、それでもカタログ燃費と実燃費のあいだに1~1.5割程度の差が出るのが一般的です。その点を考慮するとシビックタイプRのカタログ燃費と実燃費の差は平均値よりもやや大きいといえるでしょう。
Q3:シビックタイプRの走行性能は?
A:現行型のシビックタイプRは新開発のプラットフォームを採用したことで軽量化や高剛性化、低重心化を実現しており、優れた走行安定性を有しています。また、走行環境に合わせてドライバーが選択できる「SPORT」「+R」「COMFORT」の3種類のドライブモードが用意されており、サーキット走行から日常での快適な走りまで楽しめます。
※記事の内容は2021年9月時点の情報で執筆しています。
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更新日:2021年11月01日